おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-343ページ「第2-3-71図 支援ノウハウの蓄積状況別に見た、課題解決割合」を見ましたが、今日はⅡ-345ページ「第2-3-75図 有効事例を共有する場の有無別に見た、支援ノウハウの蓄積状況」を見ていきます。
下図から、支援機関におけるOJTの実施状況と、有効事例を共有する場の有無別に、支援ノウハウの蓄積状況を見ると、OJTの実施や有効事例の共有ができているほど、支援ノウハウの蓄積が進んでいる傾向にあり、これらの取組が支援ノウハウの蓄積を図る上で重要である可能性が示唆される。
OJTでの共有というのが、上司や先輩からという垂直的な感じを受けますが、有効事例は新人であってもベテランであっても発せられる全方位からの共有だと推測します。となると、こういう情報交換が活発な組織というのは大概、風通しが良いので、相談することが楽しくなるのではないでしょうか。支援機関に相談者というお客様がいらっしゃった時に、全員が立って挨拶を励行してくれるような機関。こういうところには有効事例が多く蓄積されていると思います。
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