おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-324ページ「第2-3-64図 事業者の支援機関に対する本質的な課題設定への期待」を見ましたが、今日はⅡ-325ページ「第2-3-65図 支援機関別に見た、伴走支援の実施状況」を見ていきます。
下図から、支援機関別に伴走支援の実施状況を見ると、支援機関全体では、伴走支援を「十分にできている」、「ある程度できている」と回答した割合の合計は7割を超えている。支援機関別に見ると、特によろず支援拠点と中小企業診断士において、「十分にできている」と回答した割合が高い。一方、税・法務関係士業では、「十分にできている」、「ある程度できている」の合計が約5割と、伴走支援を実施していると回答した割合が低い。支援機関によってばらつきはあるものの、全体として伴走支援の取組は浸透していることが分かる。
ここで示す「伴走支援」とは、経営者等との「対話と傾聴」を通じて、本質的な経営課題に対する気付きを与え、自己変革・行動変容を促す、「課題設定」を重視した支援手法により行う支援のことを指す、とあります。結果を見ると、よろず支援拠点がこれほど実施率が高いというのは驚きです。わたしは接点がないので、どのような活動をされているのか、全く知らないのですが、中小企業から信頼される優秀な専門家が相談に乗ってくれているという証左なのでしょう。中小企業診断士は中小企業のかかりつけ医であることが求められることが、ここでも確認できますね!
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