おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-306ページ「第2-3-52図 中小企業のデジタル化支援に関する他の支援機関との連携頻度別に見た、現在(2022年)における自機関の支援能力の評価」を見ましたが、今日はⅡ-306ページ「第2-3-53図 中小企業のデジタル化に関する他の支援機関の支援内容の把握度合い別に見た、デジタル化支援に関する連携状況」を見ていきます。
下図は、他の支援機関の中小企業のデジタル化に関する支援内容の把握度合いと連携状況の関係を確認したものである。
①では、他の支援機関の支援状況の把握度合い別に、デジタル化支援に関する連携状況を確認しているが、これを見ると、他の支援機関の支援状況を把握している支援機関ほど、連携している傾向にあるとともに、連携の頻度が高いことが確認できる。
また、②では、他の支援機関が強みを有している支援分野の把握度合い別に、デジタル化支援に関する連携状況を確認しているが、①と同様に、他の支援機関が強みを有している支援分野を把握している支援機関ほど、連携している状況にあるとともに、連携の頻度が高い傾向にある。
このことから、連携を行っていく上では、支援機関が互いの支援状況等を把握することが重要な観点の一つであり、中小企業の更なるデジタル化の進展に向けて、各支援機関がそれぞれの強みをいかしながら支援を行っていくことが期待される。
病院に行くと、同じ科目でも、先生によって専門性が異なるように、中小企業診断士も各々得意分野が異なることがあるので、それを踏まえて、最も高い専門性を持つ支援者に相談に行くことが望ましいということです。とはいえ、何が一番大事かと言えば、企業の状況を把握し、最適な支援機関を斡旋してくれる、いわゆる「かかりつけ医」です。わたしにも、何気なく、相談してくれるお客様がいます。LINEで相談できるような関係づくりがよいのでしょうね!!
#中小企業診断士 #2023年版中小企業白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!