おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-295ページ「第2-3-44図 デジタル化に関する支援機関への相談内容」を見ましたが、今日はⅡ-296ページ「第2-3-45図 従業員規模別に見た、デジタル化に関する取組で支援機関を活用した際に得られた成果」を見ていきます。
下図から、デジタル化に関して支援機関への相談経験がある企業に対し、その際に得られた成果を従業員規模別に見ると、全体では、約9割の企業で成果が出たと回答している。また、特に従業員規模が小さい企業では、成果を実感している企業の割合が高い傾向にあることが分かる。
前掲の第2-3-17図のとおり、従業員規模が小さい企業では、デジタル化が進展しない要因を「どのように推進してよいか分からない」と回答した企業が一定数存在しており、こうした点からも、従業員規模が小さい企業にとって、より支援機関の存在が大きいことがうかがえる。
まさに「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」ということなのでしょう。確かに日頃、経営相談やセミナー講師をする中で、「こんなことを聞いてもいいですか」という枕詞から質問される方は少なくありません。そもそも全知全能の経営者などいるわけがないので、遠慮無く、恥ずかしからず、支援機関で相談するのが、新たな道を切り開く解決策になるのでしょう!!
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