おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-271ページ「第2-3-29図 デジタル化の取組を推進する際の業務の棚卸しの実施状況と効果」を見ましたが、今日はⅡ-272ページ「第2-3-30図 デジタル化の取組に対する評価指標の設定及び管理の状況と効果」を見ていきます。
下図は、デジタル化の取組に対する評価指標の設定及び管理の状況と効果について確認したものである。①について見ると、全体では、デジタル化の取組に対する評価指標を設定している企業は2割程度であり、更に達成状況の管理まで実施している企業は1割に満たないことが分かる。他方で、従業員規模が大きいほど、評価指標の設定や達成状況の管理を実施できている企業の割合が高くなっていることが分かる。
続いて、②を確認すると、評価指標を設定している企業では、設定していない企業と比べて、デジタル化の効果を実感している企業の割合が高い傾向にあり、達成状況の管理まで実施している企業では、特に「十分に効果があった」と回答した企業の割合が高いことが見て取れる。
昔から、購入すれば一安心という悪い癖がわたしにはありますが、デジタル化に関してはPDCA。このマネジメントサイクルが必要ということなのでしょう。
恐らく、稼働から、しばらくすると、違和感というか、不満足要因がにじみ出てくるのでしょう。目標に対して、しっかりと管理する。この地道な姿勢が、デジタル化を成功させる理由なのでしょう!!
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