おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-160ページ「第2-2-39図 支援機関の活用状況(スケール別)」を読みましたが、今日はⅡ-161ページ「第2-2-40図 2024年の売上高(支援機関の活用状況別、スケール別)」を読んでいきます。
下図から、支援機関の活用状況別に 2024年における売上高の見通しについて、スケール別に見ると、いずれのスケールにおいても、「活用している」事業者の方が「活用していない」事業者よりも「増加」の割合が高く、特に「100億円以上」において最も大きな差が生じていることが分かる。いずれも顕著な差ではないという点で、この調査結果から一概にはいえないが、支援機関の活用は売上高の増加に一定の効果を及ぼす可能性がある。
10億円の企業が100億円になるには、相当な時間を要するのではないか。先日、山形県へ訪れたときに、20年位前に取材した企業のことをふと思い出し、その企業の門前へ立ち寄ってみたところ、そのスケールアップに驚いた。正確な金額は知るよしもないが、もしかすると、10億円から100億円へ飛躍したのかもしれない。当時は支援機関を頼りにしていたが、今では、人材が揃い、課題・問題点も迅速に解消できているかもしれない。飛躍的な成長の初期では支援機関に頼るのも一つの解ということだ。
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