おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-156ページ「第2-2-35図 経営計画を策定したことによる効果(スケール別)」を読みましたが、今日はⅡ-157ページ「第2-2-36図 計画に対する実績の評価・計画の見直しの取組状況(スケール別)」を読んでいきます。
下図について白書は、スケールが小さい事業者ほど、経営計画策定による業績面への効果を実感できていない傾向にあることを確認したが、策定した経営計画に対して適切な運用に取り組んでいるか否かが、経営計画の効果を高めるための一要素となっている可能性がある。
大企業のように、定期的に、本社上層部から策定後の進捗状況、及び、今後の見通しについての策定指示が来れば話は別だが、多忙な中小企業経営者にとっては、経営計画の策定は、まさに”喉元過ぎれば熱さを忘れる”になる。我々支援者にも問題があるが、補助金申請のための策定は、完成してしまうとすべてが終わった気になってしまう。よって、見直すのではなく、定期的に翌年度の計画を策定する習慣を付けよう。これで作りっぱなしは解消されるのではないだろうか。
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