おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-152ページ「第2-2-31図 決算情報の社外開示の取組状況(スケール別)」を読みましたが、今日はⅡ-153ページ「第2-2-32図 スケール変動状況(決算情報の社外開示の取組状況別)」を読んでいきます。
下図について白書は、「決算情報の社外開示」に「取り組んでいる」事業者と「取り組んでいない」事業者について、5期前のスケール別に、スケール変動状況を見ると、いずれのスケールにおいても、「取り組んでいる」と回答した事業者の方が、「取り組んでいない」と回答した事業者よりもスケールアップを実現した割合が高いことが分かる。
外部株主、金融機関、支援機関等に決算情報を開示することで、借入れによる資金調達や、効果的な経営支援・助言を得ることにつながり、それがスケールアップの一助となっている可能性がうかがえる。
決算書とは、人間で言えば、健康診断の結果にあたる。決算情報を外部株主、金融機関、支援機関等に外示することにより、自分は健康だと思っても、その専門性によって、問題な点、問題となりそうな点を的確にアドバイスしてくれるきっかけになる。我々は、もちろん決算書を見るが、もしも、キャッシュフロー計算書を作成しているのであれば、これはじっくりと精査する。理由はおカネは起業の血液に当たる。だから、この流れを見れば、おカネがどのように調達し、支出しているかが分かるからである。この流れが読めるようになれば、設備投資の負担も感じられるようになる。数字が読める経営者は強い。これは間違いない!
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