おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-149ページ「第2-2-28図 スケール変動状況(業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理の取組状況別)」を読みましたが、今日はⅡ-150ページ「第2-2-29図 意思決定プロセスの明確化に向けた取組状況(スケール別)」を読んでいきます。
下図について白書は、経営判断において意思決定が必要な事項と、その意思決定者を明確にする取組である、「意思決定プロセスの明確化」の取組状況について、スケール別に見ると、スケールが大きくなるほど「十分取り組んでいる」又は「ある程度取り組んでいる」と回答した割合が高くなる傾向にあり、スケール間の差に着目すると、「10億円未満」と「10億円以上~50億円未満」の間で最も大きいことが見て取れる。
経営者の仕事は意思決定だ。正しい、間違っているというのが明らかな選択肢であれば即答できるが、そこにヒトモノカネが絡んでくると、判断力が鈍ってくる。こういう中でも部下は即決を求めてくるので、スケールアップの経営者のストレスは相当なものだろう。そんな立派な経営者と接しているにもかかわらず、わたしはとにもかくにも意思決定が苦手。「石橋をたたいて渡る」ではなく、「石橋を徹底的にたたき、それでも渡らせない」のが経営コンサルタント。意思決定が苦手になるのは職業病ということにしておこう。
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