おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-148ページ「第2-2-27図 業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理の取組状況(スケール別)」を読みましたが、今日はⅡ-149ページ「第2-2-28図 スケール変動状況(業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理の取組状況別)」を読んでいきます。
下図について白書は、「業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理」の取組状況とスケール変動状況の関係性について見ると、いずれのスケールにおいても、「取り組んでいる」と回答した事業者の方がスケールアップを実現した割合が高いことが分かる。
会社員時代、経営管理部に従事していたことから、同期・同僚から業績の状況について問われることが多かった。バブル景気崩壊後であったためと言い訳するが、ほぼすべての部門は赤字で、言葉を選んでも回答することが難しかった記憶がある。業績の共有化は率先して行うべきと思うが、良いにせよ、悪いにせよ、この先、どこにどのように向かうのか、この具体的な方向性を経営者には強く示して欲しい。我慢するのはいつまでなのか、その先は報われるのか。ただ情報を共有化するだけでなく、経営理念、経営計画を共有できる仕組みがあると、スケールアップできるのではないだろうか。
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