おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-140ページ「第2-2-20図 スケール変動状況(人材育成の取組の増減別)」を読みましたが、今日はⅡ-141ページ「第2-2-21図 スケール変動状況(人材育成の取組の増減別、スケール別)」を読んでいきます。
下図について白書は、いずれのスケールにおいても、第2-2-20図と同様の傾向が見て取れる。特に 10億円未満のスケールにおいては、人材育成の取組が経営者に足りないスキルを補う人材の確保につながり、経営者一人で経営することの限界という「成長の壁」の打破につながる可能性がある。
ある程度の大きな中小企業の経営者や一代で大きく発展させた創業経営者に対してヒアリングをする際には、人材のことをしつこく確認するようにしています。大概、経営者には、数字に強い助さんか技術に詳しい格さんがいて、経営者自らのアイデアをこの方とブレストする中で、進むべき方向性をまとめている様子が感じ取れます。最近は若い経営者が自分の父親と同世代を番頭に配置している方もいました。経営者は孤独と悟っていても適宜相談できる相手が必要ということなのでしょう。問題はそういう人材が見つかるかどうか。これこそは運なのかもしれませんね。
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