おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-128ページ「第2-2-7図 スケールの変動(例)」を読みましたが、今日はⅡ-129ページ「第2-2-9図 スケールの変動状況(2013年度におけるスケール別)」を読んでいきます。
下図から、10年間のスケールの変動状況について、2013年度のスケール別に見ると、例えば、2013年度におけるスケールが「10億円以上~20億円未満」の企業のうち、29.3%が 2022年度において、売上高 20億円以上へのスケールアップを果たしていることを示している。
全体の傾向を見ると、2013年度におけるスケールが大きいほど、スケールアップを実現した割合が高い傾向にあることが分かる。なお、スケール別の「成長の壁」を乗り越えるために有効な取組等については、本節第2項において分析を行う。
短期的に売上高を高めることは、さほど難しいことではないが、年商30億円の企業が40億円以上へするには、それまでと同じでは、どこかにシワ寄せが来て、パンクしてしまう。経営者は自社のSWOT分析を踏まえ、成長・拡大するためには、どこを強化すべきか、どうやって弱点を補うべきか、この的確な判断ができていたことだろう。売上高は下がるのも上げるのも偶然ではない。多くの人には見えない成功の鍵を見つけたのだろう!
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