おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-125ページ「コラム 2-2-3①図 産業用地の需給状況」を読みましたが、今日はⅡ-127ページ「第2-2-6図 スケール別の企業数」を読んでいきます。
下図から、スケール別の企業数を見ると、例えば、売上高「100億円以上」の企業数に着目すると、2013年度では 1,594社であったが、2022年度では 1,970社となっており、376社増加していることが分かる。
この結果を見て、驚いたのはわたしだけではないだろう。100億円企業は躍進している反面、それ以下は軒並み数が減っているからだ。強弱の差が拡大していると読むべきなのだろうか。最近の賃上げを見ても、最低賃金より若干上回る程度では集まらないのだろう。待遇が良い企業、つまり、企業規模が大きい企業は優秀な人材を効率よく集めている。まさに好循環サイクルにはいっているのだろう。新陳代謝が活発になって良いという意見があるが、中小企業は着実に追い込まれているということでもある。
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