おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-109ページ「第2-2-1図 従業者一人当たり人件費(スケール別)」を読みましたが、今日はⅡ-110ページ「第2-2-2図 賃上げ率(2024年における正社員一人当たりの平均賃金、スケール別)」を読んでいきます。
下図から、スケール別の賃上げ率を見ると、スケールが大きくなるほど、より高い賃上げ率を達成している事業者の割合が高まっていることが分かる。これらの調査結果から一概にはいえないが、スケールアップの実現は、従業員の待遇向上に寄与している可能性がある。
ここ数年、賃上げ幅は5%か50円が、わたしのお客様の平均値と感じている。これまで毎年のように賃上げしているため、その負担は相当になっており、資金繰り担当者は複雑な心境に陥っている姿をよく目にする。経費を1%上げるということは利益が1%圧縮されることになる。ということは売上高を1%高めるだけでは吸収できない。従業員は毎年のように昇給となり嬉しいだろうが、そんな状態が続く訳がない。何年に一度の世界的なショックで日本を代表する企業が大幅な賃下げをし始めたら、中小企業は5%カットでは生き残れない。そんな日が来ても大丈夫なように、企業も従業員も固定費を削減しておこう!
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