おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-72ページ「第2-1-62図 従業員の定着状況(社内コミュニケーションの円滑度合い別)」を読みましたが、今日はⅡ-73ページ「第2-1-63図 円滑な社内コミュニケーションによる効果」を読んでいきます。
下図から、社内コミュニケーションが円滑であると回答している事業者における、円滑な社内コミュニケーションによる効果を見たものである。「業務上の迅速な情報共有」、「従業員のモチベーションの向上」の回答割合が高い。
大企業病にかかるのは大企業だけ、というのは大きな間違えで、その症状が出始めるのは、従業員が10人を超える時と言われている。名前も知っているが、何をしているのか知らない。同じ職場にこういうヒトが一人でもいれば、既に、大企業の初期症状である。本来ならば、自他の課題や抱えている悩みを互いの知見で解決できるかもしれないのに、コミュニケーションがないばかりにそれが実現しない。経営者には非常に歯痒く感じることだろう。アフターファイブやお酒の力を借りてという昭和の発想ではなく、かといって、会議室で議題を掲げて議論しても解決しないだろう。では、どうしたらよいか。「おやつ」を食べながら、まるで世間話をするかのように情報交換している現場を見たことがある。職場が明るく、女性を中心にとにかく活気があった。目指す方向はこれではないだろうか。
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