おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-65ページ「第2-1-55図 従業員の定着状況(5年前と比べた人材育成の取組状況別)」を読みましたが、今日はⅡ-66ページ「第2-1-56図 売上高、付加価値額の変化率(5年前と比べた人材育成の取組状況別、中央値)」を読んでいきます。
下図から、人材育成の取組状況別に、売上高の変化率(中央値)、付加価値額の変化率(中央値)を見ると、人材育成の取組を「増やした」事業者では、「増やしていない」事業者に比べて両指標とも高いことが分かる。この調査結果から一概にはいえないが、人材育成の取組が業績向上につながる可能性が見て取れる。
人材育成の取組を行うためには、まずは現状分析に着手する必要があり、それが契機となって、何らかの改善をもたらすからではないだろうか。つまり、現時点でのSWOT分析を行うことで、目指すべき方向性が明らかになり、それが付加価値の増加に結びつくということ。迷ったら原点に立ち戻れというが、人材育成を行うことで、自ずとそれができているということだろう。
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