おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-64ページ「第2-1-54図 5年前と比べた人材育成への取組状況(従業員規模別)」を読みましたが、今日はⅡ-65ページ「第2-1-55図 従業員の定着状況(5年前と比べた人材育成の取組状況別)」を読んでいきます。
下図から、人材育成の取組状況別に直近3年間で採用した従業員の定着状況を見ると、人材育成の取組を「増やした」事業者は「増やしていない」事業者に比べて、定着率が3割以上と回答した割合が高いことが分かり、人材育成の取組が採用後の定着につながっていることが示唆される。
人間の自己実現欲を刺激すると定着率が高まるということだ。これを実現するために、安価に手軽にできる手法の一つがジョブローテーションだろう。毎日同じ仕事をするのではなく、他の誰かの仕事を担当させる。計画的に行っても良いし、ある日突然、休暇を取らせて、残る人材に任せてみる。大胆にそれまでとは全く異なる部門へ異動させればマンネリ化した空気が一変するだけでなく、それは人材育成のきっかけにもなろう。計画的と衝動的を組み合わせてはいかがだろうか。
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