おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-55ページ「第2-1-45図 従業員の定着状況(賃上げの実施状況別)」を読みましたが、今日はⅡ-57ページ「第2-1-47図 5年前と比較した採用コストの変化(従業員規模別)」を読んでいきます。
下図から、採用担当者の人件費や求人広告費、採用仲介手数料等の採用コストについて、5年前との変化を見ると「増加した」と回答した事業者が約7割を占める。第2-1-42図で従業員規模が大きな事業者ほど人材不足を感じていることを確認したが、採用コストについても従業員規模が大きな事業者ほどコストの増加を感じている様子が見て取れる。中小企業の人材確保においては採用コスト増加への対応も課題になっているといえよう。
わたしはこれまでの職歴の中で、採用を担当したことはないので、相場観はないが、CM、電車の中吊り広告、ビックサイト等の催事を頻繁に目にするので、今の採用コストはかなり高まっていると感じている。優秀な人材を一定数を確保できれば御の字と考えたいが、特に、地方の中小企業の場合は移動費も高額になることから、実質の活動費は自ずとかなり限られる。こういう状況で優秀な人材をいかに確保するか、全社を挙げた総力戦にしないと期待した釣果は望めないだろう。
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