おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」のⅡ-51ページ「第2-1-41図 人材の過不足状況」を読みましたが、今日はⅡ-52ページ「第2-1-42図 人材の過不足状況(従業員規模別)」を読んでいきます。
下図から、従業員規模別に 2024 年の人材の過不足状況を見ると、従業員規模が大きな事業者ほど人材不足を感じていることが分かる。
特に、従業員数30名超の事業者では、人材の不足感が強くなる傾向にあることが分かる。
従業員が100人超える企業は、常に、人材を募集しているので「不足」という回答を選択するのであろう。だが、白書の通り、従業員が30名前後の職場は、やらなければならない一人の業務負担も多いので、同じ「不足」であっても、切迫感が強いように感じる。いずれにしても、すぐに戦場に送り込まれるような職場ではなく、少なくとも初日は、OJTの担当者が、常に見守ってくれるような職場で働きたいと思うのではないか。単純作業ばかり押しつけるのであれば、人間である必要もなかろう。働く人の立場になって、新たな人材を迎えないと、この不足は永久に解決しないということだ。
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