おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の89ページ「<第 2-1-19図>「組織運営の透明化への取組状況(従業員規模別)」を読みましたが、今日は90ページ「<第 2-1-20図>「従業員の定着状況(組織運営の透明化への取組状況別)」を読んでいきます。
下図から、「従業員への経営理念・ビジョンの共有」、「従業員への業績・財務内容・議事録など経営情報の共有」への取組状況別に人材の定着率を見ると、いずれの取組についても「取り組んでいる」事業者では、定着率「7割以上」と回答した割合が比較的高いことが分かる。また、「取り組んでいない」事業者では定着率「3割未満」の割合が比較的高い。
前述の先行研究のように、透明性を高めることで経営を身近に感じられること等を理由として従業員のモチベーションが高まったことが、定着率にも寄与している可能性がある。
確かに離職率が低い企業には、どことなく、共通点があるように感じる。それは可視化できる3Kかと思っていたが、その根底にある経営理念の共有化に問題があるということなのかもしれない。いずれにしても、多忙な経営者にとって、経営理念を浸透させる時間は限られている。時間が無い中で、どのように浸透させていくか、その知恵が求められているということだろう!
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