おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の85ページ「<第 2-1-17図>「経営計画の評価(経営計画の運用状況別)」を読みましたが、今日は88ページ「<第 2-1-18図>「組織運営の透明化への取組状況」を読んでいきます。
下図から、「従業員への経営理念・ビジョンの共有」、「従業員への業績・財務内容・議事録など経営情報の共有」、「業務の属人化・ブラックボックス化の防止」への取組状況を見ると、「従業員への経営理念・ビジョンの共有」には約7割が取り組んでおり、他の2項目については、5~6割の事業者が取り組んでいることが分かる。
「従業員への経営理念・ビジョンの共有」には約7割が取り組んでいる。肌感覚でもこれくらいに感じるが、それはあくまでも表面上ではないだろうか。というのも、では、経営理念を何も見ないでスラスラと言えるかと問うと、その者は少なく、その意味や経緯までをも知る者を問うとさらに減る。常々、同じことを10回でも100回でも言える経営者は本当にすごいと思う。普通の人は無理。言っても言っても分からないとさじを投げてしまう。経営理念を浸透させた経営者は本当に超人である!
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