おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の79ページ「<第 2-1-11 図>経営計画を策定しない理由」を読みましたが、今日は80ページ「<第 2-1-12 図>経営計画の運用状況」を読んでいきます。
下図から、経営計画の運用として、「計画の達成に向けた行動」、「計画の進捗管理」、「計画に対する実績の評価・計画の見直し」について、取組状況を見ると、総じて高い水準で取り組んでいる様子が見られるものの、「計画の達成に向けた行動」に比べ、「計画の進捗管理」、「計画に対する実績の評価・計画の見直し」では「取り組んでいる」割合が比較的低くなっていることが分かる。
PDCAで言えば、CAがおろそかになっているという指摘である。やはり策定することに相当注力するので、策定後に、動機付けが低下するのはやむを得ないのだろう。また、なによりも想定外のことが多すぎるし、変化が早すぎて、経営計画がすぐに色あせた古新聞になってしまうためではないだろうか。であれば、経営者は、そのとき考えられる計画を策定したら、その後放置しても良いが、3年ごとに見直すことを繰り返してはいかがだろう!
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