おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の77ページ「<第 2-1-9 図>経営計画の策定目的」を読みましたが、今日は78ページ「<第 2-1-10 図>経営計画の策定状況(経営人材の有無別)」を読んでいきます。
下図から、経営人材の有無別に経営計画の策定状況を見ると、「経営人材がいる」事業者は「経営人材はいない」事業者に比べて、経営計画を「策定している」割合が高いことが分かる。
さらに、「経営人材はいない」事業者は、「策定しておらず、策定する予定もない」と回答した割合が高いことが見て取れる。経営人材によるサポートが経営計画の策定を促進する可能性がある。
脚注に、経営人材とは、経営者と近い視点・視座で、経営戦略の立案や事業展開等に関して意思決定を担うことができる人材を指すとある。簡単に言えば、番頭さん。経営者よりもその企業のことを熟知する、まさに生き字引。確かに、こういう方がいれば、経営者も安心して経営計画を作れるし、その信頼性は高い。他方、相談する相手がいない経営者は、すべては自分の頭の中に入っているので、そもそも事業計画を作る必要がないのかもしれない。それはそれで良いと思うが、従業員を雇っているのであれば、この会社はどこに向かっているのか、それを示すだけでも従業員は安心する。次の休みの日に作ってみよう!
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