おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2025年版「中小企業白書」の71ページ「<第 2-1-3 図>経営戦略策定や新規事業の検討で最も重視する外部環境」を読みましたが、今日は72ページ「<第 2-1-4 図>経営戦略策定や新規事業の検討で最も重視する外部環境(業種別)」を読んでいきます。
下図から、業種別に、経営戦略策定や新規事業の検討で最も重視する外部環境を見ると、多くの業種で、「競合他社の特徴・動向」を重視していることが分かる。また、「製造業」や「情報通信業」では「ニッチな市場であること」と回答した割合が他の業種と比較して高く、大企業が参入し難い領域に注目して事業展開を行う戦略を採っている可能性がある。また、「建設業」や「運輸業、郵便業」では「特に外部環境は重視していない」と回答した割合が、他の業種と比較して高いことが分かる。
中小企業の強みは、創造力・機動力・柔軟性であるので、ニッチ市場を選択するのは妥当性がある。とはいえ、ニッチ市場の獲物は小さいので、身の丈にあった攻め方をしないと、骨折り損になってしまう。市場が大きいのに、ライバルがいない。そういう魅力的なブルーオーシャンを見つけられるのが経営者である。五感を研ぎ澄まして、自分しかたどり着けない道を探り当てよう!
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