おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「厚生労働白書」の 207ページ「図表1-3-2 「ものづくりマイスター」の実技指導の具体事例」を読みましたが、今日は 210ページ「図表1-3-4 技能五輪国際大会の概要」 を読みます。
下図について白書は、2022(令和4)年10月に中国・上海で「第46回技能五輪国際大会(上海大会)」が新型コロナウイルス感染症の影響により中止となり、その代替として第46回技能五輪国際大会(特別開催)が9月から11月にかけて競技職種ごとに我が国を含む15か国で開催された。我が国では、京都府の京都市勧業館みやこめっせにおいて、「情報ネットワーク施工」、「光電子技術」及び「再生可能性エネルギー」の3職種の競技が行われ、14の国・地域から21名の選手が参加した。日本選手は「情報ネットワーク施工」、「再生可能性エネルギー」で金メダルを、「光電子技術」で銅メダルを獲得した。日本選手団は、上記3職種を含む51職種の競技に参加し、「産業機械」や「メカトロニクス」等の8職種で金メダルを獲得したほか、銀メダル5個、銅メダル5個、敢闘賞16個を獲得し、金メダルの国別獲得数では世界第3位の成績を収めた(第1位中国(21個)、第2位韓国(11個))。
白書によると、技能五輪国際大会は1950(昭和25)年に第1回が開催され、1973(昭和48)年から原則2年に1度開催されており、我が国は1962(昭和37)年の第11回大会から参加しているとある。第1回での成績は白書には記載されていないため不明だが、戦後すぐの日本は、参加することに意義があるという程度のものではないだろうか。そして、その後、高度成長期を迎えものづくり大国となった時には、金メダル以外はメダルじゃないと言われたことだろう。技能五輪国際大会は、その国の栄枯盛衰が感じられる。将来はどうなっていくのだろうか。
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