おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「厚生労働白書」の 87ページ「図表1-4-8 周囲との人間関係とこころの健康への影響に対する回答別割合」を読みましたが、今日は 94ページ「図表2-1-1 はじめの100か月の育ちビジョン(概要)」 を読みます。
下図について白書は、妊娠期から小学校1年生までの「はじめの100か月」は、生涯にわたるウェルビーイングの向上に向けて、特に重要である。一方で、児童虐待による死亡事例の約半数が0~2歳であったり、就園していないこどもは家庭の状況によって周囲の人や環境と関わる機会が左右されたりするなど、様々な課題がある。
このため、2023(令和5)年12月、こども家庭庁を中心とした政府において、「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの100か月の育ちビジョン)」を新たに閣議決定した(図表2-1-1)。
本ビジョンでは、こどもの権利を踏まえ、乳幼児の安定した「アタッチメント(愛着)」の形成と豊かな「遊びと体験」を保障することや、こどもの誕生前から切れ目なく保護者・養育者のウェルビーイングと成長を支えること、地域における専門職の連携等によってこどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増すことの重要性などを示している。
今後、国として本ビジョンを踏まえた施策を総合的に推進していくことで、すべてのこどもの「はじめの100か月」を社会全体で支援・応援することとしている。
妊娠期から小学校1年生までを「はじめの100か月」と呼ぶとは知らなかった。最近の施策を見ると、イクメン、つまり、男性の子育て参加を呼びかけるものが非常に多い。中堅企業になると、「ウェルビーイング」という言葉を経営方針の中に掲げる例も少なくない。また、補助金の申請の際には、中小企業の意識向上を図るため、施策への宣言を求めている。中小企業も加わった地域全体で、イクメンや女性の働きやすさに取り組もう。
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