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ハラスメントには毅然と対応しよう!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 
 昨日は、2024年版「厚生労働白書」28ページ「図表1-1-27 都道府県労働局に寄せられたパワーハラスメントの相談件数」を読みましたが、今日は 35ページ「図表1-1-31 ハラスメントの状況」 を読みます。

下図について白書は、内閣官房ほかが2022(令和4)年度に行った「フリーランス実態調査」によると、仕事の依頼者等からハラスメントを受けたことがあると回答した人は10.1%となっており、パワハラ(身体的な攻撃、精神的な攻撃、業務の過大・過小な要求、人間関係からの切り離し、個の侵害)が最も多く、セクハラがこれに次いで多くなっている(図表1-1-31)。

ハラスメントの行為者について尋ねた結果では、いずれのハラスメントについても「発注者」が最も多く、ハラスメント行為に対して「やめるように申し入れた」と答えた人よりも「特に何もせず、そのまま取引を継続した」と答えた人が多く、なかには「心身に不調や病気を発症した」と答えた人もみられた。受発注の契約関係における立場の優劣を背景として、フリーランスとして働く人が発注者等からのハラスメント行為に対して毅然と対応することが難しい実情がうかがえる。

わたしも独立して間もない頃、パワハラを受けた経験がある。ある日、経営者から新規事業の相談があると呼ばれ、新幹線に数時間揺られて、その会社に行き、会議室に入ったら、コンサルと称する地元の数名が、おまえは誰だ、何をしている、いくらもらっていると、大声で寄ってたかって罵ってきた。経営者がフォローしてくれるのかと思ったら、その経営者まで呼んでないのに勝手に来たという始末。呆れて逆らう気にもならず、早々に、おいとまさせてもらった。後日、その組織の評判を知人に聞いたら、異口同音に、酷い評価。要するに、自分たちの仕事がヨソ者に奪われることを嫌がって、恫喝したということ。そのときの不愉快さは今でも忘れないが、あのとき、取り繕ってまで、彼らと仕事しなくて本当に良かった。フリーランスで働くとイヤな相手がいるし、約束を破られることも、おカネを払ってくれないこともある。だが、フリーランスのメリットは、それらの人とすぐに縁を切れること。ストレスを感じるような仕事なら、さっさと縁を切ろう!

#中小企業診断士 #2024年版厚生労働白書 #地域活性化伝道師

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