おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「厚生労働白書」の 27ページ「図表1-1-25 理想の睡眠時間と実際の睡眠時間及びその乖離時間(就業者調査)」を読みましたが、今日は 28ページ「図表1-1-27 都道府県労働局に寄せられたパワーハラスメントの相談件数」 を読みます。
下図について白書は、職場環境においてこころの健康に大きな影響を与えるリスクとして、ハラスメントの問題がある。2022(令和4)年度に都道府県労働局雇用環境・均等部(室)に寄せられたパワーハラスメントの相談件数は、50,840件であった(図表1-1-27)。
一方、2022(令和4)年度のセクシュアルハラスメントの相談件数は、6,849件、妊娠・出産等に関するハラスメントの相談件数は1,926件となっており、いずれも2021(令和3)年度より減少傾向にある。
昭和世代の我々は、怒られて当たり前。わたしも怒鳴られたり、殴られたりされたこともあった。今思い出しても不愉快だが、当時は、上司、先生、先輩はそういうものだと誰もが納得していた。パワハラの相談はわたしのところにはまだ来たことがないので、どのような背景があるのか分かりかねるが、想像するに、我々より少し上の昭和世代、もしくは、その年代に育て上げられた二世たちが引き起こしているような気がする。高度成長期にたたき上げで育った諸先輩方は、どうしても自分の若いときと比べてしまい、厳しくなってしまうのではないだろうか。熱血指導がパワハラとされ、しかも、労働局から職員が事情聴取に訪れたら。指導する気も失せてしまう!
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