おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 152ページ「第2-(2)-5図 希望労働時間別正規・非正規雇用労働者数」を読みましたが、今日は 153ページ「第2-(2)-6図 女性の就業率とパート比率の国際比較」 を読みます。
下図について白書は、1995年についてみると、我が国における25~54歳女性の就業率もパート比率のどちらもおおむね平均程度で、日本の女性の就業率は63.2%と、当時高かったノルウェー(77.4%)、デンマーク(75.9%)、フィンランド(73.5%)等の北欧と比較して10%ポイント以上低い状況であった。
同図(2)により、2022年についてみると、世界的に女性活躍が進む中で、我が国の女性の就業率は79.8%と、ノルウェー(81.9%)、デンマーク(82.4%)、フィンランド(82.1%)等の北欧とほぼ遜色ない水準まで上昇している。
一方で、パート比率については、世界的な低下と対照的に我が国は30%を超える水準にまで上昇し、OECD26か国中5番目に高い国となっている
わたしが社会人になった頃は、結婚したら退職するというのが、女性の既定路線であった雰囲気があったが、その昭和の悪しき慣習は消えつつあるのだろう。夫婦別姓でないのは、日本だけでと池上さんがテレビで言っていた記憶があるが、先日、旧姓のまま女性が働き続けることの困難さが紹介されていた。わたしは夫婦別姓も選択できる仕組みが良いと思う。働き続けることの障害が、姓にあるのは、おかしな話だ!
#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!
