おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 150ページ「第2-(2)-3図 就業希望はあるが求職していない無業者を取り巻く状況」を読みましたが、今日は 151ページ「第2-(2)-4図 求職者を取り巻く状況」 を読みます。
下図について白書は、無業の求職者は約320万人であり、59歳以下は約8割と、就業希望のない無業者と比較して若い層が多くを占めている。求職期間別にみると、59歳以下では、求職期間が1年以上の男性が約3割、女性でも約2割に達しており、失業期間が長期にわたる求職者が100万人近くいる一方で、求職期間が1か月未満の短期の求職者も男性で約3割、女性で約4割を占めており、求職の状況が二極化している可能性がある。長期の求職者の割合は60~69歳、70歳以上では高い水準にあり、第2-(1)-28図でもみたとおり、年齢が高いと就業が難しい状況がうかがえる。
求職活動が長期となる事情は様々であることから、個々人の事情に応じた支援が必要となる。長期求職者については、ハローワークでの担当者制などによるきめ細かなマッチング支援をするとともに、雇用保険を受給していない場合等には、求職者支援制度の活用を促す等の取組を進めることが重要である。
先日、打合せで中国人と雑談をしたときに、日本は支援策が豊富で手厚い。中国には補助金はないと言っていた。多少大げさに言っているかもしれないが、省庁の支援施策の紹介を見ると、確かに、かゆいところに手が届くものばかりである。1年以上求職活動を行っている割合が高い。その労苦は想像を絶する。こういう方にこそ、手厚い支援策をと思うが、恐らく、そういう策が既に雇用保険にあるのだろう。上手く活用して、自分自身の負担を少しでも軽減して欲しい!
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