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会社選びの基準は男女ともに「通勤時間」?!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 
 昨日は、2024年版「労働経済白書」138ページ「第2-(1)-28図 求職者の年齢層の変化と年齢別就職率」を読みましたが、今日は 138ページ「第2-(1)-29図 求職者の希望する条件の変化」 を読みます。

下図について白書は、仕事を探したときに重視した条件(絶対条件)について、2023年と2017年の調査を比較したものである。男女はいずれも、ほぼ全ての条件において、「絶対条件」とする割合が上昇している。労働者の多様性が反映された結果、重視した条件も多様になり、応募にあたって条件をより厳しく吟味している可能性が示唆される。

特に、男女ともに「通勤時間(通いやすさ)」が増加しており、近隣での就職を望む傾向がうかがえる。このほか、女性においては、「仕事内容(職業)」や「職場の雰囲気」等で伸びが大きく、賃金や休日等の労働条件以外の部分についても、求職者が「絶対条件」と考える要素が増加している可能性がある。

てっきり「給与」が最多になるかと思ったら、その割合は極めて低く、男性に関してはマイナスに転じている。日本にいれば、衣食住に困ることはないので、高度成長期のように、ガツガツ働く時代は終わったことをつくづく感じる。また満員電車での通勤も同様に時代錯誤なのだろう。故に「通勤時間」が最も多いというのも納得できる。わたしは「仕事内容」を選択したが、これも結果を見る限り、少数である。昭和の男の時代錯誤を示唆している!

#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師

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