おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 109ページ「第2-(1)-13図 欠員率の長期推移」を読みましたが、今日は 110ページ「第2-(1)-15図 入職者に対する短期離職者の比率」 を読みます。
下図について白書は、入職者に対する入職から1年未満の短期離職者の比率をみると、2022年では1990年と比較して、フルタイム労働者では全ての企業規模において、パートタイム労働者では1,000人以上規模の企業以外の全てで低下しており、短期離職者数は、入職者数に比べてより少なくなっていることがうかがえる。
七五三問題という言葉がある。中卒新入社員の約7割、高卒新入社員の約5割、大卒新入社員の約3割が、入社後3年以内に離職する傾向にあるということで、実際に、お客様から、すぐに辞めて困っているという話は枚挙に暇がない。このデータを見ると、その流れは改善しているということだろうか。だが、実際には、離職者は増加しているような肌感覚がある。入社して数年経過して、これから戦力として活躍してもらおうと考えていた矢先に退職される。これだけ人手不足で待遇も良くなっているので、甘い水の方に流れるのは当然のことであろう。経営者の苦難は続く。。。!
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