おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 108ページ「第2-(1)-12図 総労働時間の推移」を読みましたが、今日は 109ページ「第2-(1)-13図 欠員率の長期推移」 を読みます。
下図について白書は、企業の人員の充足について、欠員率をみると、1973年、1990~1991年には5~6%程度まで上昇したものの、2023年には3%弱にとどまっている。
さらに、欠員率の上昇幅でみても、4年間で4%ポイントほど上昇した1987~1991年に対し、2009~2019年では10年間で2%ポイント程度の上昇であり、過去の局面よりも緩やかな伸びとなっている。
これだけ世の中が人手不足と言っているのに、1973年は高度成長期、1990~1991年はバブル期と比べると、現在は、統計上はそうでもないらしい。その原因については白書は触れていないので分からないが、企業の省力化・省人化がある程度進んでいるからなのだろうか。それもあるだろうが、人手を確保できないことに慣れてしまっているのではないか。少子高齢化の日本では、人手に頼る事業は厳しさを増すということだろう!
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