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1990年に比べて労働時間は減少しているか?!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 
 昨日は、2024年版「労働経済白書」107ページ「第2-(1)-11図 労働分配率の推移」を読みましたが、今日は 108ページ「第2-(1)-12図 総労働時間の推移」 を読みます。

下図について白書は、総労働時間の推移をみると、1970~1990年頃までは増加しているものの、それ以降では減少傾向で推移している。1990年と2023年の総労働時間の変化を就業者数に一人当たり労働時間を乗じた面積で表したのが、同図(2)である。

これをみると、男女計では、総労働時間が減少しているが、就業者数の増加以上に、平均労働時間の減少が影響していることが分かる。男女別にみると、男女ともに一人当たり労働時間が減少する中で、女性の就業者数は増加、男性は横ばいとなっている。このため、総労働時間については、女性はおおむね1990年と同程度である一方、男性が大きく減少する結果となっている。

わたしが社会人になった1992年当時、パソコンそのものはあったが、一人一台ではなく、部署に一台、しかも、windowsPCではなかったので、マウスもなかったような記憶がある。表計算するにも、さらに、それを印刷するには一苦労であった。そう考えると、当時に比べて、今は比較にならないくらい生産性が高まっているはずだから、労働時間は短くなってよく、白書の結果は当然である。だが、便利になったために、一人当たりの業務量が増えているのではないか。そもそもやらなくても良いこと、不要なことをやっているのではないか。一度、昔に戻って、棚卸ししてみるのも、業務効率化になるのではないだろうか!

#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師

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