おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 103ページ「第2-(1)-7図 企業の付加価値額、業況の推移」を読みましたが、今日は 104ページ「第2-(1)-8図 消費がもたらす雇用誘発効果」 を読みます。
下図について白書は、1990、2000、2015年の産業連関表を用いて、1兆円の消費の増加による雇用誘発効果をみると、いずれの産業も減少傾向で推移しているものの、全ての年で第3次産業における雇用者数の増加が最も多いことが分かる。
同図(2)により、雇用者数の増加分に占める第3次産業の割合をみると、1990年には65%程度であったが、2015年には80%弱まで上昇しており、第3次産業の雇用の担い手としての存在感が更に増していることがうかがえる。
そもそも日本は加工立国である。ものづくりがこれまで日本に大きな富をもたらしてきた。第3次産業がこれほどの規模になっている今だからこそ、コンサルティング先が、第2次産業であると非常に士気が高まる。またものづくり現場に馴染みがない人は工場見学に行って欲しい。それは食品でも良いし、工業製品でもよい。身近なモノがどのようにして作られているか、五感で体験して欲しい。見学後にプレゼントがあるので、最初は、ビールやウィスキー工場がよいかも。大人だけでなく子供にも優しい。こういうところにも、日本のモノづくりの強さを感じる!
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