おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 87ページ「第1-(3)-21図 夏季・年末一時金妥結状況の推移」を読みましたが、今日は 89ページ「第1-(3)-22図 労働組合員数及び推定組織率の推移」 を読みます。
下図について白書は、労働組合員数及び推定組織率の推移をみると、2023年は、労働組合員数994万人と2年連続で1,000万人を割り、推定組織率は16.3%となり、ともに3年連続で低下した。一方、第1-(3)-23図をみると、2023年は、パートタイム労働者の労働組合員数は過去最高の141万人、推定組織率は8.4%となった。
パートタイム労働者の組合員の数が右肩上がりとなっていることに驚く以前に、そもそもパートタイム労働者が組合員となっていることに驚いた。そもそも中小企業の中でも組合がある企業というは、規模が大きく、もはや中小企業とは呼べない規模感であることが多い。わたしのお客様が規模の小さい中小企業が圧倒的に多いとはいえ、完全に時代遅れになっている自分が情けない。いずれにしても、企業に組合があり、パートタイムのような非正規労働者が組合員になっていることは良いことである。こういう素地が今の賃上げになっているのであろう!
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