おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 83ページ「【コラム1-4-④図 バス・タクシー運転手の年齢構成比について】」を読みましたが、今日は 85ページ「第1-(3)-19図 一人当たり平均賃金の改定額及び改定率の推移」 を読みます。
下図について白書は、一人当たり平均賃金の改定額は9,437円、改定率は3.2%と、比較可能な1999年以降、改定額、改定率ともに最高値となった。
5,000人以上規模企業の改定額は12,394円、改定率は4.0%となるなど、大きく賃金を上昇させたほか、100~299人規模企業においても改定額は7,420円、改定率は2.9%となるなど、底上げが行われたものの、改定額、改定率ともに企業規模によって差が見られた。
現在の賃上げは、1999年以降、最高水準にあるということです。これまで日本の賃金は先進国の中でも低いと言われていましたが、その流れが変わってきているということでしょう。とはいえ、経営者には賃上げは無縁と感じられるのではないでしょうか。経営者の昇給は株主総会で決議しないといけないので、その煩雑な処理を嫌い、創業者であれば、頻繁に変更される方は少ないのではないためでしょう。ですが、ここまで賃上げが浸透してきたならば、経営者も重い腰を上げても良いかもしれませんね!
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