おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の 73ページ「第1-(3)-9図 現金給与総額の変動要因の推移」 を読みましたが、今日は 75ページ「第1-(3)-11図 産業別賃金の推移」 を読みます。
下図について白書は、2020年を100とした後方12か月移動平均の推移を示したものである。2021年以降、「運輸業,郵便業」「宿泊業,飲食サービス業」等で伸びている。「運輸業,郵便業」「宿泊業,飲食サービス業」は、経済社会活動の回復に伴い、人の移動が活発化する中で、サービス需要が好調となったことなどが要因と考えられる。
第1-(3)-12図により、就業形態別・産業別にみると、パートタイム労働者においては「建設業」「製造業」「情報通信業」等多くの産業で増加がみられており、一般労働者を上回る伸びとなった産業もあった。
「運輸業,郵便業」「宿泊業,飲食サービス業」と言えば、まさに、人手不足の代表業種である。先日、夜9時過ぎに荷物が届いて、驚くと同時に、夜遅くまでお疲れ様、ご苦労様と思わずねぎらいの言葉をかけてしまった。本当に大変な仕事である。「宿泊業,飲食サービス業」でも客を迎える場所はあるのに、人手不足で制限している場面をよく見かける。人手不足倒産という言葉があるが、働き手がいれば事業は継続できたと思うと、経営者は相当悔しかったであろう。しかし、これは今の一時的な事象ではなく、今後も続く。経営者にとっては厳しい時代だ!
#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師
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