おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の54ページ「コラム1-1-⑦図 未達成企業の状況と障害者を雇わない理由」を読みましたが、今日は、56ページ「第1-(3)-1図 月間総実労働時間の内訳の推移」を読みます。
下図について白書は、労働時間は所定内労働時間、所定外労働時間に分けられるが、2018年以降は、どちらも減少傾向で推移しており、2020年は感染症の影響などにより大幅な減少となった。
2021年以降は、所定内労働時間、所定外労働時間ともに増加がみられた。2023年は、どちらも横ばい圏内で推移しており、2019年よりも低い水準で推移している。
昭和から平成にかけて、いかに労働時間を減らすか、どうしたら独仏のように短時間で高付加価値な経営を実現させるか、これは日本にとって永遠の課題として取り上げられていた記憶がある。だが、まさかウィルスがこの流れを大きく変えることになるとは、だれが想像したのだろうか。なんとも皮肉な結果である。図を見ると、労働時間は所定内でも減少していることが分かる。祝祭日は増え、有給休暇取得率も向上し、労働日数は減少しているのに、なぜか所定内で収まるようになっているということだ。さらに、企業決算を見ても賃上げしているにもかかわらず、おしなべて好調である。日本にも良い流れが形成されているということなのだろう!
#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師
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