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失業率は若年層で高く、高年齢層で低い!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 
 昨日は、2024年版「労働経済白書」42ページ「第1-(2)-22図 高校・大学等の新規学卒者の就職(内定)率の推移」を読みましたが、今日は、43ページ「第1-(2)-23図 男女別・年齢階級別にみた完全失業率の推移」を読みます。

下図について白書は、完全失業率の推移を男女別・年齢階級別にみたものであるが、「15~24歳」「25~34歳」といった若年層で高く、「65歳以上」の高年齢層で低い傾向がある。

2018年までは男女ともにおおむね低下傾向にあり、「15~24歳」で特に大きく低下していたが、2020年の感染症の拡大の影響により、男女ともに全ての年齢階級で上昇がみられた。2021~2022年は、感染症の拡大の影響が依然として残る中で、男女計と男性は全ての年齢階級で低下、女性は「35~44歳」と「65歳以上」の年齢階級で横ばいとなったほかは全ての年齢階級において低下した。

2023年の男女計においては、感染拡大前の2019年の水準よりは高いものの、総じて前年と横ばいであった。男女別にみると前年まで横ばいだった女性の「35~44歳」「55~64歳」「65歳以上」を中心に失業率の低下がみられたが、男性の「55~64歳」「65歳以上」では失業率の上昇がみられた。

失業率のデータを見る中で、若年層が高いという結果には、この国の若者が抱える根深い問題を感じる。働きたくないという気持ちを持つのは、誰にでもあることで、その考えを持つことはむしろ「正常」と感じるが、とはいっても、実際に働かないでいる、いられることには何らかの理由があるのだろう。日本にいれば、衣食住に困ることはないのだろうが、働くことの楽しさも知ってほしい!

#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師

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