おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「労働経済白書」の33ページ「第1-(2)-13図 外国人労働者数等の概観」を読みましたが、今日は、34ページ「第1-(2)-14図 求人・求職に関する主な指標の推移」を読みます。
下図について白書は、労働力需要の状況を示す新規求人数、有効求人数については、2009年以降長期的に増加傾向にあったが、感染症の拡大による景気後退の影響から、最初の緊急事態宣言が発出された2020年4月を中心に急激かつ大幅に減少した。2020年7月以降は経済社会活動が徐々に活発化し、長期的に続く人手不足の状況も背景に、新規求人数に緩やかな回復が続き、有効求人数にも持ち直しの動きが続いた。2023年においては、新規求人数は、前年から横ばいと、感染拡大前の水準まで回復していないものの、引き続き高水準で推移している。<・・・略・・・>求職者一人に対する求人数を表す求人倍率の状況をみると、2023年の新規求人倍率は年平均で前年差0.03ポイント上昇の2.29倍、有効求人倍率は年平均で同0.03ポイント上昇の1.31倍となった。
学生の就職活動は非常に活発なようで、企業が主催するセミナーやイベントの告知を多く目にするようになっています。その一方で、お隣の中国は景気回復の遅れから、大学生の就職が難しくなっているようで、日本に留学し、そのまま、日本の企業に就職している例も目にしました。ただ、こんな状況であっても、中小企業が新卒を採用することは難しい。また就職してもすぐに辞めてしまう「753問題」は、非常に深刻です。多くの同期に囲まれて、支え合うことで、早期離職が防げるのではないか。この動向からそんな期待をしてしまいますね!
#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師
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