おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-215ページ「第2-3-66図 インバウンド対応として実施している取組(飲食サービス業)」を読みましたが、今日はⅡ-216ページ「第2-3-67図 インバウンド対応の実施状況別に見た、業績動向(飲食サービス業、2019年比)」を読んでいきます。
下図から、飲食サービス業について、インバウンド対応の実施状況別に、業績動向を見ると、インバウンド対応を「実施した」企業では、「実施していない」企業に比べて、2019年比の売上高、経常利益共に増加している傾向にある。
インバウンド客に向けた取組で収益が向上している理由は、事業者の努力は当然のことながら、為替の影響も多いような気がします。日本人が海外旅行に行くのをためらうような歴史的な円高であれば、外国人が日本で値段を気にせずに買い物するのも当たり前のこと。この結果が収益をプラスに押し上げているのでしょう。とはいえ、為替は不安定で、いずれ逆回転することも十分にあり得る。その準備をしておくことも大事なことですね!
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