おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-211ページ「第2-3-62図 輸出を行うに当たって相談した支援機関等(卸売業)」を読みましたが、今日はⅡ-212ページ「第2-3-63図 支援機関等の活用の効果(卸売業)」を読んでいきます。
下図から、卸売業における、輸出を行うに当たって相談した支援機関等の活用の効果を見ると、約9割の企業が「効果があった」、「ある程度効果があった」と回答している。
輸出先や、輸出事業の規模・取扱商品、経営者の能力など、様々な要因が考えられるためこの結果からは一概にはいえないものの、第2-3-62図で確認した支援機関等の活用が、卸売業における輸出の実施には有効である可能性がある。
さすがに一度も行ったことがない国にしかけようとする経営者はいないと思いますが、そうはいっても、その国でビジネスを仕掛けるには、かなりの情報量が必要になるでしょう。情報がないと、計画が立てられない上に、思い通りに進めることもできない。バックパッカーではないので、行き当たりばったりで、なんとかなるだろうと考えるようでは、ビジネスとは言えない。まずは、国内の支援機関、関係機関からしっかりと情報を収集し、頭にたたき込んだ上で、現地で更に情報を収集する。この繰り返しで、精度が高い新市場開拓戦略を構築することが必要なのでしょうね!
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