おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-210ページ「第2-3-61図 輸出を始めてから黒字化までに要した期間(卸売業、従業員規模別)」を読みましたが、今日はⅡ-211ページ「第2-3-62図 輸出を行うに当たって相談した支援機関等(卸売業)」を読んでいきます。
下図から、卸売業の中小企業が輸出を行うに当たって相談した支援機関等を見ると、「取引先・輸出商社」や「JETRO(日本貿易振興機構)」など、海外展開を専門とする先が多く挙げられている一方、「相談していない」と回答している企業も一定数存在することが分かる。
製造業では「JETRO」が最上位でしたが、卸売業では「取引先・輸出商社」がそれになっています。わたしは「経営者仲間」が10%弱と少ないことに驚いています。というのも、顧客のニーズやビジネスチャンスを本当につかめるかは、その道を開拓した先人からの助言が最も信頼できると思っているからです。確かに信頼できる経営者仲間も多いのでしょうが、後輩に対しては「武勇伝」として語りたがるので、あまり参考にならないのかもしれない、その結果なのかも知れませんね!
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