おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-209ページ「第2-3-60図 輸出を始めてから黒字化までに要した期間(卸売業)」を読みましたが、今日はⅡ-210ページ「第2-3-61図 輸出を始めてから黒字化までに要した期間(卸売業、従業員規模別)」を読んでいきます。
下図から、輸出を始めてから黒字化までに要した期間を従業員規模別に見ると、従業員規模が大きい企業ほど、黒字化までに長期を要する傾向にあることが分かる。
他方、いずれの従業員規模においても製造業に比べて比較的早期に黒字化している傾向が見て取れ、この結果から一概にはいえないものの、輸出という形態は海外展開の中でも早期の黒字化が期待される可能性が示唆される。
従業員が100人以上であっても、3ヶ月もたたずに、半数近くが黒字になっているというのは驚きです。白書が指摘しているとおり、製造業に比べて卸売業は、輸出という形態が海外展開の中でも早期の黒字化を達成するということなのでしょう。となると、現在、卸売業を展開している企業は、新規事業として、輸出による海外展開を考えることが経営判断としては妥当なのかもしれませんね!
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