おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-194ページ「第2-3-50図 イノベーション活動における、外部の機関・人材の活用状況」を読みましたが、今日はⅡ-201ページ「第2-3-52図 海外展開の実施状況(業種別)」を読んでいきます。
下図から、「中小企業が直面する外部環境の変化に関する調査」を用いて、業種別に海外展開の実施状況を見ると、全体では、約1割の企業が「海外展開を実施している」と回答しており、業種別では、「製造業」が2割超と最も高く、次いで「卸売業」、「宿泊業、飲食サービス業」であることが分かる。
本項では、特に海外展開の取組が進んでいる「製造業」、「卸売業」、また、インバウンド対応が期待される「宿泊業」、「飲食サービス業」に焦点を当てた分析を行っていく。
わたしも電機メーカーに勤務していたときに、海外展開を担当したことがあります。具体的には、中国・大連市に工場を新設する、若しくは、既に稼働している工場の経営を管理する、オーストラリアの営業所の経営管理等が任務であり、日本との違いは、その後の人生においても大きな刺激を与えてくれたと感謝しています。海外に限らず、離れた場所に、支店・営業所・工場等を設けるには、資金だけでなく、従業員の協力等、相当な経営負担が必要となります。若い時の苦労は買ってでもせよといいますが、年齢に関係なく、そこにビジネスチャンスがあるのであれば、十分に徹底した調査を行い、その結果、”是”と判断できれば、攻めるべきなのでしょう!
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