おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-176ページ「第2-3-39図 M&A実施効果についての満足度(M&A(他社事業の譲受・買収)の実施回数別)」を読みましたが、今日はⅡ-183ページ「第2-3-40図 研究開発費の推移(非一次産業、企業規模別)」を読んでいきます。
下図から、経済産業省「企業活動基本調査」を用いて、研究開発費の推移を見ると、2021年度は中小企業、大企業共に前年度に比べて研究開発費が増加していることが分かる。
白書はここから、中小企業が成長に向けて行うイノベーション活動について分析していくようです。まずは、研究開発費の投資額を取り上げており、図のとおり、右肩上がりとなっています。しばしば、米中と比べて、その規模が桁違いに小さいことを言われますが、それは小国であるが故なので、無理に追わなくても良いように感じます。それよりも白書が言いたいのは中小企業の投資額。研究開発に取り組む中小企業経営者は多いのですが、金額で見ると、まだまだ下に這いつくばっているように見えてしまいますが、中小企業の経営資源を考えれば、ここも無理して追わなくても良いように感じます!
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