おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-165ページ「第2-3-27図 M&Aにおいて活用した外部の機関」を読みましたが、今日はⅡ-166ページ「第2-3-28図 M&Aの実施により得られた効果」を読んでいきます。
下図から、M&Aの実施により得られた効果を見ると、「他社事業の譲受・買収」については、「売上高の増加」が最も多く、次いで「市場シェアの拡大」、「人材の獲得」となっていることが分かり、成長につながる効果を実感している様子がうかがえる。
「自社事業の譲渡・売却」については、「事業継続」が最も多く、次いで「雇用の維持」、「売上高の増加」となっていることが分かり、買収先との経営統合により、事業維持に加え、成長を実現している企業も存在することが見て取れる。
他社をM&Aすることにより増収となるのは想像が容易ですが、売却することで、「雇用の維持」、「売上高の増加」が実現しているところが、経営の奥深いところです。延びきった兵站を、一度、最適な長さに整える。こういう戦略的な発想を持てるか否か、ここがM&A成功の肝と言えるのでしょうね!
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