おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-151ページ「第2-3-16図 売上高の推移(無形固定資産投資の実施有無別)」を読みましたが、今日はⅡ-154ページ「第2-3-17図 M&A件数の推移」を読んでいきます。
下図から、我が国企業のM&A件数の推移を見ると、M&Aの件数は近年増加傾向で推移しており、2022 年には過去最多の 4,304 件となった。
足下の2023年は前年に比べ減少したが、4,015件と高水準となっている。
これらはあくまでも公表されている件数であるが、M&Aについては未公表のものも一定数存在することを考慮すると、我が国におけるM&Aは更に活発化していることが推察される。
こうやって見ると、M&Aは2011年から増加し、足下では頭打ちになっていることが分かりますね。2011年の当時、経営者の年齢層を示すグラフが10年前から綺麗に右に流れ、あと10年して70~80歳台になると、その数が減っていくという説明をした記憶があります。M&Aなんていうのは、アメリカのハゲタカファンドのイメージが強く、日本では定着しないような風潮がありましたが、現実には、常識になっていると考えて良いのかもしれませんね!
#中小企業診断士 #2024年版中小企業白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!