おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-115ページ「第2-2-50図 エクイティ・ファイナンスの出資者から受けている経営支援(出資者別)」を読みましたが、今日はⅡ-116ページ「第2-2-51図 エクイティ・ファイナンスとガバナンスの関係性」を読んでいきます。
下図について白書は、エクイティ・ファイナンスの活用に当たっては、ガバナンスの構築・強化を通じた組織的な経営の仕組みを適切に導入する取組が重要であり、また、出資受入れ後は、出資者が期待する経済的なリターンを実現する責務があり、出資者の支援や出資金を有効に活用して事業を成長させるために、ガバナンスの一層の強化が求められるとしている、とあります。
ガバナンスというのは、ESGという言葉がきっかけで、日本にもひろまったのでしょうか。それまで用いていたコンプライアンスとどこが違うのか、よく分かりませんが、知らない間に、浸透した気がします。利害関係者の中でも、株主や出資者は、特に、企業統治の状況が気になるので、この図のとおり、エクイティファイナンスを行う経営者、ガバナンスを強く意識する必要があるということでしょう。ここは肝に銘じなければなりませんね!
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